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2017年10月05日
食材・材料 【美味しい注ぎ方】バーベキューを美味しく楽しめるビールの注ぎ方のコツ
バーベキューを美味しく楽しみたい!という皆さん。
ビールを缶から直接飲むのも良いですが、グラスに注ぐというひと手間で、驚くほど美味しくなるのをご存知でしたか?
ビール美味しく飲めて、写真映えもする「三度注ぎ」「二度注ぎ」「一度注ぎ」の方法をご紹介します。
バーベキューでビールを より美味しく飲める注ぎ方の紹介
ビールの注ぎ方には、一般的に「三度注ぎ」「二度注ぎ」「一度注ぎ」があります。どの注ぎ方にも共通のポイントは、「泡」を上手にキープすることです。
モコモコと沸き立つ白い泡には、ビールが空気に触れて味が落ちるのを防ぐ役割と、ビールの蓋となって炭酸ガスを逃がさないようにする役割があります。また泡は、苦み成分を吸着するので、苦みも少なく口当たりもやさしい味わいを楽しめます!
モコモコと沸き立つ白い泡には、ビールが空気に触れて味が落ちるのを防ぐ役割と、ビールの蓋となって炭酸ガスを逃がさないようにする役割があります。また泡は、苦み成分を吸着するので、苦みも少なく口当たりもやさしい味わいを楽しめます!
手間はかかるが美味しい!三度注ぎの方法
三度注ぎの手順
【STEP1】グラスの底をめがけ、ゆっくり注ぎ始める。
途中から勢いよく泡を立てるように注ぎ入れ、表面の粗い泡が落ち着くまで、30秒~1分ほど待つ。
【STEP2】ビールと泡の比率が同じくらい(1対1)になったら、2回目を注ぎ入れる。
2回目は、立てた泡を消してしまわないように静かにゆっくりと注ぎます。
グラスから1cmくらい盛り上がるまで注ぎ、泡の量が全体の3割程度になるまで待つ。
グラスから1cmくらい盛り上がるまで注ぎ、泡の量が全体の3割程度になるまで待つ。
【STEP3】静かにゆっくりと3回目を注ぎ入れる。
泡をふんわりと盛り上げることを意識して、グラスから泡が1.5cmほど盛り上がるように最後までビールを注ぐ。
三度注ぎのコツは、1回目、2回目に注いだ後、ゆっくりと待つことです。美味しいビールを飲むためにも、「早く飲みたい!」という気持ちは抑えて、泡の量が減るのを待ってから注ぎましょう!
三度注ぎの味の特徴
三度注ぎは、華やかなホップの香りとまろやかな旨味を一番楽しめる方法です。
そのポイントとなるのが、先程もご紹介した「泡」の存在。
1回目に勢いよく泡立てて注ぐことで香りが立ち、2回目・3回目に注ぐ時に保った泡が蓋となり、ビールの香りを逃しません。
だからこそ、口にした時にビールの香りと旨味をしっかりと味わうことが出来るのです。時間がたっぷりあるバーベキューやキャンプという機会だからこそ、是非とも試してもらいたい方法です。
そのポイントとなるのが、先程もご紹介した「泡」の存在。
1回目に勢いよく泡立てて注ぐことで香りが立ち、2回目・3回目に注ぐ時に保った泡が蓋となり、ビールの香りを逃しません。
だからこそ、口にした時にビールの香りと旨味をしっかりと味わうことが出来るのです。時間がたっぷりあるバーベキューやキャンプという機会だからこそ、是非とも試してもらいたい方法です。
少し強めの炭酸を感じられる!二度注ぎの方法
二度注ぎの手順
【STEP1】グラスの底の中央部分を狙って注ぐ。
最初は低い位置から始め、徐々に高い位置に移動させながら、グラスの半分くらいまで泡を作ったら、大きな泡が弾けて落ち着くのを待つ。
【STEP2】泡がグラスの1/3まで落ち着くまで待つ
泡が落ち着いたら、グラスを斜めに傾け、グラスの内側に沿って残りのビールを注ぎながら、徐々にグラスを縦に起こしていく。
【STEP3】ビールと泡の比率は7:3が理想。
グラスのフチ1cmほど泡を盛り上げるよう注ぎきれば完成。
【STEP2】でグラスを斜めに傾けるのは、最初に作ったきめ細かい泡を壊さず、炭酸ガスを逃さないようにする為です。ゆっくりとグラスを起こすのがポイントです。
二度注ぎの味の特徴
二度注ぎは、泡立ちがキレイなビールを、スピーディーに飲めるバランスの良い方法。
適度な旨味はもちろん、のど越しもしっかり感じることができます。
適度な旨味はもちろん、のど越しもしっかり感じることができます。
早く飲みたいときにオススメ!一度注ぎの方法
一度注ぎの手順
【STEP1】立てたグラスの1/4程度まで勢いよくビールを注ぐ。
【STEP2】グラスを傾ける
泡を盛り上げるようにグラスの内側に沿ってゆっくりとビールを注ぐ。
【STEP3】グラスを起こしながらビールを注ぎ終える。
最初からグラスを傾けながらビールを注ぐ人もいますが、これはビアサーバーのためのビールの注ぎ方。缶ビールの場合は、最初はグラスを立てて、次にグラスを斜めに傾け、徐々にグラスを起こしながらビールを注ぐのがポイントですよ。
一度注ぎの味の特徴
ビールの一度注ぎは、なんといっても「喉を潤したい!」という場合にオススメの方法。
三度注ぎ、二度注ぎに比べると炭酸ガスが抜けて少なくなる為、マイルドな味わいを楽しめます。
バーベキューの準備も終え、いよいよ乾杯!という時は、スピーディーな一度注ぎがピッタリです!
三度注ぎ、二度注ぎに比べると炭酸ガスが抜けて少なくなる為、マイルドな味わいを楽しめます。
バーベキューの準備も終え、いよいよ乾杯!という時は、スピーディーな一度注ぎがピッタリです!
注ぎ方の違いがどうビールに影響が出るのか
ビールの注ぎ方の違いは、ビールの味にどんな影響を与えるのでしょうか。
三度注ぎ・二度注ぎ・一度注ぎそれぞれの、「炭酸ガスの抜け方」「泡のきめ細やかさ」「香り成分」の違いについてまとめてみました。
三度注ぎ・二度注ぎ・一度注ぎそれぞれの、「炭酸ガスの抜け方」「泡のきめ細やかさ」「香り成分」の違いについてまとめてみました。
炭酸ガスの抜け方
泡をしっかり作ってからビールを注ぐ三度注ぎや二度注ぎは、泡が蓋の役割をするので炭酸ガスが抜けにくくなります。一方、勢いよくビールを注ぐ一度注ぎは、注いだ直後から炭酸ガスがシュワシュワと抜けてしまいます。
炭酸ガスをしっかり感じたいなら、三度注ぎや二度注ぎがおすすめ、中でも二度注ぎなら缶を開けてから飲むまでの時間が三度注ぎより短くてすむので、一番ビールの炭酸を強く残すことができますよ。
泡のきめ細やかさ
一度注ぎは、勢いよくビールを注ぐことで炭酸が抜け易く為、泡も粗くなりがちです。
一方、二度注ぎは泡をつぎ足すように入れることで、粗い泡から柔らかい泡へと入れ替えることができます。三度注ぎは、もう一段階きめ細かい柔らかい泡を作ることができます。
一方、二度注ぎは泡をつぎ足すように入れることで、粗い泡から柔らかい泡へと入れ替えることができます。三度注ぎは、もう一段階きめ細かい柔らかい泡を作ることができます。
香り成分の活性化
三度注ぎや二度注ぎの場合、泡をつくるための1回目の注ぎの際に、揮発して活性化した香り成分がグラス周りに立ち昇ります。そして2回目・3回目に泡をつぎ足しながら注ぐことにより、泡が蓋の役割をして香りがビールに閉じ込められます。そのため、最後までビールの香りを楽しむことができるんですよ。
まとめ
三度注ぎ、二度注ぎ、一度注ぎ、それぞれの注ぎ方・特徴をご紹介しました。
ゆっくりとした時間が過ごせるバーベキューでは、少し手間をかけた注ぎ方も取り入れながら、美味しくビール×バーベキューを楽しんでくださいね。
ゆっくりとした時間が過ごせるバーベキューでは、少し手間をかけた注ぎ方も取り入れながら、美味しくビール×バーベキューを楽しんでくださいね。
商品協力: サントリービール(株)
プロフィール

津曲 克彦
酒類関係の出版社にて、主に広告関係の企画提案や記事執筆などを担当。ビールの魅力を紹介する記事広告を多く手掛け、様々なビールのジャンルにも精通している。
現在はフリーライターとして、旅行誌やブライダル関係などのライティングもおこなう。
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