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2015年04月22日
特集 同じバーベキューでも日本とはこんなに違う!「オージーBBQ事情」-BBQ GO!
オージービーフを美味しく食べるためには、本場のオーストラリアの方に伺うのが一番!そこで、オーストラリア産牛・羊肉に関する知識と情報を、日本の消費者や業界に向けて発信している「MLA(豪州食肉家畜生産者事業団)」の駐日代表を務めているアンドリューさんに、気になるオーストラリアのBBQ事情について伺ってきました。
オーストラリアのオージーBBQ事情
実施する頻度も多くて、毎週というのが当たり前。
みんなバーベキューが大好きなので、日を空けずにバーベキューでも大歓迎です。
こういった食文化が育ったのは、オーストラリアは温暖な地域で、1年を通して外で食事を楽しむことが出来るからでしょう。
オーストラリアでは環境も整っていて、公園にBBQグリルが設置されており、誰でも無料で使えるだけではなく、ルーフがあるBBQスポットが多いので雨の日でも安心です。
ほとんどの家庭にもBBQグリルやアウトドア用の家具があるので、庭やベランダでBBQを楽しむ方も多くいらっしゃいます。
またバーベキューとなるとお肉を焼くのは男性(主にパパ)に任せるのが常識。
女性は簡単なサイドディッシュを用意するだけで、お肉が焼けるまで友人とワインを飲んだり、子どもたちと一緒に遊んでいれば、男性がとっておきのご馳走を用意してくれます。
オージーBBQで好まれるお肉
部位としては、キューブロール(リブロース)、Tボーン、ランプなどが柔らかく仕上がるので大人気。
厚さは日本と比べると豪快にも2cm程度が一般的です。
ただし3cm以上になるとグリルだけでは調理が難しくなります。
他にはラムチョップやソーセージも人気ですね。
今では日本でも外資系のスーパーや、一部のスーパーでは厚切りのオージービーフを購入することが出来ますし、好みの厚さにカットしてくれるお肉屋さんもあるので、ぜひオージービーフの魅力が堪能できる厚切りのお肉で、オージー風のBBQを楽しんでみてください。
オージーBBQで使用される調味料
上手に焼けば塩だけでも十分に美味しいですよ。
他にもマスタードやアジアのソースも人気があり、タイのスパイシーソースなどがよく利用されています。
BBQソースもありますが味が濃いので、サンドイッチにお肉を挟む際に使うといった利用方法が一般的です。
(オーストラリアではあまりポピュラーではありませんが、実は私はポン酢が大好きです。)
自宅の庭やアパートのバルコニーでハーブを育てている方も少なくないので、ハーブ類をBBQに取り入れる方が多くいらっしゃいます。
オージーBBQのサイドディッシュ
前菜としてミックスサラダ、ポテトサラダなど簡単なものをささっと準備し、おしゃべりを楽しみながらメインディッシュを仕上げるのがオージー流です。付け合せの野菜としては、アスパラ、カボチャ、サツマイモ、ピーマン、タマネギ、ズッキーニ、マッシュルーム(きのこ)等が一般的ですね。
子供に人気のステーキサンド
子供達のスポーツ(習い事やイベント)の後は必ずといっていいほどバーベキューがセットとなっていて、お肉が焼き上がったらパンに焼いた刻み玉ねぎを敷き、その上にお肉やコールスローやトマトサラダ、ビネガー漬けのビートルート(赤カブ)をのせて、最後にBBQソースをたっぷりとかけて二つ折りにしたステーキサンドが完成。子供達に大人気ですよ。
オーストラリアを訪れるなら
大人気のBBQスポットですので、場所をとるのも大変ですが、機会があればぜひチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
日本スタイルのバーベキューも楽しいですが、特別な雰囲気を演出すると、バーベキューは盛り上がることは間違いなし!
次のバーベキューの機会には、少しオージースタイルのBBQを取り入れてみてはいかがですか?
簡単にオージーBBQが楽しめるように、ちょっぴりコツをお伺いしたので、こちらも是非読んでみてくださいね。
オージービーフのスペシャリストが教える「オージーBBQマニュアル」
次のバーベキューの機会には、少しオージースタイルのBBQを取り入れてみてはいかがですか?
簡単にオージーBBQが楽しめるように、ちょっぴりコツをお伺いしたので、こちらも是非読んでみてくださいね。
オージービーフのスペシャリストが教える「オージーBBQマニュアル」
プロフィール

アンドリュー・コックス (Andrew Cox)
MLA豪州食肉家畜生産者事業団 駐日代表2006年に、コンシューマー・リサーチ・マネージャーとして、MLAに入社。
オーストラリア国内の牛肉と仔羊肉の需要拡大のための消費者向けプロモーションや市場調査プログラムを担当。直近では、オーストラリア国内のグループ・マーケティング・マネージャー。アンドリュー・コックスは日本の消費者をより理解するための徹底した市場調査も行ってきた。
アンドリューはシドニー大学で経済とマーケティングを専攻し、多国籍企業のコンシューマー・リサーチ会社であるミルワード・ブラウンで5年間、ユニリバー・フーズ、キャンベル・アーノッツ、ケロッグ、フェレロなどの企業に対してのプロジェクトを担当。
アンドリューの家族はニュー・サウス・ウェールズ州の中西部、マッジー出身で、牧草地、農業地、ワインのブドウ園を所有。
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